2011年07月29日
青シャツを探せ!
武井神社拝殿には、江戸と大正に描かれた大絵馬があります。
それぞれの大絵馬に描かれている人の数は約500人!
写真が無かった江戸や、撮っても枚数は少なかっただろう大正の絵馬に
とても生き生きと描かれている人々を見ると、
当時の絵師の取材力や描写力が、いかに優れていたものか想像できます。
今日は、大絵馬の中のちょっとしたトリビアを紹介。
大正の絵馬に描かれる人は、圧倒的に和装なのだけれど、
その中で、青シャツに白いスーツに丸メガネを掛けた人物がいます。
この人、この時代に本当にいたんだろうなぁ。
この絵馬に、この人物一人描かれるだけで、大正という時代の雰囲気を完璧につくっちゃってます。
機会があったら、大きさ3.6m×1.2mの大正の大絵馬の中から探してみてください。
記:宮本
Posted by 絵馬プロ at 19:34│Comments(2)
│絵馬トリビア
この記事へのコメント
このたび、奉納された3面の絵馬を、絵解きするために詳しく調査しました。
確かに青シャツ、白いスーツに丸眼鏡の男の方は目立ちます。
この男の方の首には、カメラが掛かっています。
私はこの方、新聞記者ではないかな?と思ってます。
皆さんは、どう思いますか?
8月10日には絵解きを行います。
是非、お越しになって詳しくご覧ください。
確かに青シャツ、白いスーツに丸眼鏡の男の方は目立ちます。
この男の方の首には、カメラが掛かっています。
私はこの方、新聞記者ではないかな?と思ってます。
皆さんは、どう思いますか?
8月10日には絵解きを行います。
是非、お越しになって詳しくご覧ください。
Posted by 小林玲子 at 2011年08月03日 13:21
そう言われれば、新聞記者っぽいですね。
僕が気になるのは、この人だけ真っすぐこちらを見ていることなんですよね。まるで、絵馬を覗き込む未来の僕たちを見ているかの様です。
この人だけは、未来を見ているんです。
そんな、自由な妄想をすると、ほんとに武井神社の大絵馬は楽しいですね。
僕が気になるのは、この人だけ真っすぐこちらを見ていることなんですよね。まるで、絵馬を覗き込む未来の僕たちを見ているかの様です。
この人だけは、未来を見ているんです。
そんな、自由な妄想をすると、ほんとに武井神社の大絵馬は楽しいですね。
Posted by 宮本 圭 at 2011年08月04日 20:09